相方闘病記

お腹に腫瘍ができた相方、さぁどうする?

ウィッグ&ベッド。2―10

今日は長男の小学校の行事だったが大雨の予報で中止。

お弁当が必要とのことで朝はバタバタでした。

子ども達を送り帰宅して一息。。

火曜日に相方が退院するので自宅を片付け掃除するつもりが………

私の頸も悪天候(汗)なかなか体が動かない。。


今日は医療用ウィッグの相談予約をしていたので午前中病院に向かう。

相方はお昼ごはんを食べたところで私のスマホが鳴った。

ウィッグの業者さんからだ。

看護師さんに予め話していたので個室を準備していただいた。

挨拶を済ませ早速ウィッグの説明と試着をする。

既製品やセミオーダー品…長さや色合いなど………

担当者は女性で様々なアドバイスをいただきながら試着した。



抗がん剤の治療が必要と知った時から脱毛は分かっていた。

腹水によるお腹の張り…痛み…副作用の吐き気…食欲減退…

お陰様で抗がん剤の効きが良く、副作用が少し落ち着いた時脱毛に対する気持ちが大きくなったみたいだ。

命に対する不安が減り命が繋がることに対する希望と新たな不安(羞恥心)
乳ガンを切除した女性…抗がん剤の副作用で脱毛した女性…

経験しなければ分からない………

ウィッグを着けて楽になるなら着ければいい。。
抗がん剤治療が終わっても暫くしないと髪の毛は生え揃わない。
周りから見る人も戸惑うだろうし、間違いなく気をつかわすし。


相方は暫く悩んでいた。。けして安いものではない。。

私は相方に自分が気に入れば作ればいい…お金のことは心配するな!とだけ伝えた。

ウィッグの担当者さんは言っていた。。
デリケートなことですが金額面で夫婦がもめることもあると。。。
高齢者の女性だと息子夫婦に反対されることもあると。。。

いろんな考えがあると思いますが………私は相方が笑顔になれるならそれでいいんです!

後日、改めて採寸して相方に合わせスタイリングすることになった(^^)


ウィッグの相談が終わるとすぐに自宅に帰る。
今日の午後電動ベッドの搬入が決まったからだ。

帰宅して和室に掃除機をかけている時、社協の担当者から電話が入る。

ほどなく電動ベッドが自宅に届き組み立てられる。

一緒に少し手伝い、コーヒーを煎れて雑談する。介護保険を使わないため社協の方々も気になるみたいだ。
相方の年齢や病状の話をすると少し驚いていた。


いよいよ相方が帰宅できる環境が整いつつある。

帰宅した子ども達にあと4回眠ったらママ帰ってくるよ♪
と言いながら仲良く一緒に眠った(^^)