相方闘病記

お腹に腫瘍ができた相方、さぁどうする?

相方の顔…

6時ごろ朝起きると相方からLINEが。

昨夜は39度台の発熱あり、鎮痛剤と睡眠薬を飲んでねたそうな。

5時台に38度台の発熱あり。熱が出たり、下がったり。。

早く病院に来てほしいみたいだけど、子ども達の子守を私の叔母に頼んだので家に叔母来るまで病院に行けない。
洗濯をして、叔母が来たので家を出る。

雨模様だったのでコインランドリーの乾燥機に寄る。

スーパーで飲み物などを買い。病院へ。9時頃。

顔を見るとキツそう。。

トイレに行った後、必ずと言っていいほど熱が上がる。今日は右胸が痛いらしい。

腹腔鏡のオペ後、主治医が右胸水と腹水を経過観察していくと言っていたのを思いだす。

体を動かした後に上がる熱も気になる。。


相方がふと「ゴメンね。。」と。ずっと付き添っていること。家と子ども達のことを任せっきりにしてること。

私は心配すんな!大丈夫!と相方の手を握った。
「横に居る方がいいやろ?」と聞くと、「居ないより、安心する」と。相方。
私が付き添うことが薬になるならばそれでいい。。

相方の顔をまじまじと見たのは久しぶりのような感じがした。仕事に追われ、育児に追われ。
私は怪我の後遺症と病気で首に痛みがあり療養生活を送っていた。激痛に対する鎮痛剤やモルヒネ向精神薬の影響で気分的に沈みがちだった。
相方の顔を見る余裕がなかった。

私も「ゴメンな」と。改めて伝えると相方が本音をボソボソ話し始めた。

療養生活中の私は、話し掛けても痛みのためか怒りっぽかったり、覇気がなかったり、相方は徐々に家に帰るのさえ苦痛になっていたらしい。
子ども達が小さいこと、自宅のローンがあること、色々考えて離婚まで考えたこともあったと。

相方は「貴方と離婚まで考えたことがある、貴方が入院した時も貴方みたいに寄り添っていなかった…ほんとにごめんなさい」と泣きながら言う。
私も自分の不甲斐なさや、苦労ばかりかけてきたことを思い、泣き詫びた。。。


今はそれどころではない!
相方に寄り添える奴は私しかおらんのやから!!!
相方の沈んだ顔は見たくない。泣いたり笑ったりしながら。治療していこう!


腹腔鏡のキズ跡より右胸が痛いためか深呼吸ができない。大きな声が出せない。咳もキツイ、笑うのもキツイ。。。

看護師さんが来て酸素の測定。SpO2が94%と低め

主治医が様子を見に来た。腹腔鏡キズ跡のガーゼ交換をする。
ごはんが入らないなら補液を検討しましょう。
鎮痛剤を定時で飲みましょう。と。

ロピオンを点滴しほんの少し眠る。


お昼前、車椅子でトイレに行き、また熱が出る。

お昼ごはんも2割。。


昼食後、痛みが楽になったのか少し眠る。わたしも相方のベッドの横で椅子に座りながらうたた寝を。。

14時すぎ相方の同級生二人が来てくれる。

相方は嬉しそうな顔に(^^)ただ話せば話すほど泣き顔に(T_T)

それでも楽しい話で過ごした。

その間、私は一旦自宅へ。コインランドリーなど用事を済ませた。

私が病院を離れている間、従兄弟の奥さんがお見舞いに来てくれた。

私が病院に戻ったあと、相方の職場の方が二名お見舞いに。

相方の顔は、笑顔と泣き顔を行ったり来たり………

皆さまお見舞いありがとうございますm(__)m


夕食は全く入らず。

叔母が子ども達を連れて来てくれた。長男はママのご飯をニコニコしながら食べた。

つかの間の子ども達とのふれあい。。。

私も一緒に19時すぎ病院を後にする。


子ども達と一緒に休む。

夜補液がはじまるだろうな。。

少し楽になればいいね。。