相方闘病記

お腹に腫瘍ができた相方、さぁどうする?

オペ当日2~なんだかなぁ

9時に病室に着くと相方は「やっと来た」だって。

オペ後、状態によってICUに入るため荷物の整理をしていた。

もう少し早くくればよかったと、ちと反省(汗)

私の両親、姉、叔父、叔母が来てくれた。

オペ室搬入予定の9時30分まで、注射やトイレなどを済ませた。

主治医も病棟に上がってきたのでよろしくお願いしますm(__)mと挨拶をした。

そして予定時間になったので看護師さんと共に歩いて階下のオペ室に。

9時30分、オペ室の前で私達と相方は笑顔でハイタッチを交わし、オペ室に消えていく後ろ姿を見送る。

控え室の一画に陣取り暫し待つ。
オペ室に引き渡した看護師さんがやって来て、オペは四時間の予定でこちらを離れる場合は必ず連絡して下さいと言い去って行った。

姉が首尾よくお茶などを買って来てくれ長い待ち時間が始まる。。。


親父が交代で昼食を摂りに行こうか?と言い出した正午すぎ、主治医が控え室に現れた。

そして、オペの結果を伝えてくれた。
腹腔鏡でお腹の中を見た結果、腹膜に結節(コブのようなもの)が散見される。
術中迅速診断で悪性リンパ腫か低分化腺癌だとわかった。
腹水が貯まっていて1700mL排出した。
腹膜の結節から2ヶ所と腹水から生検に出した。
腹水が多かったので経過観察し必要に応じて穿刺して腹水を抜く。

簡単に言うと、お腹の中を見たら腫瘍が散らばって見つかり、切除できる状態ではない。
俗に言う「癌(悪性腫瘍)」は確定し、癌の種類を調べるための細胞サンプルを採った。
腹水が貯まっていたので抜いた。
生検の結果が出るまで腹水が貯まれば抜く。てなところ。。。


私の両親達は、主治医の説明にちんぷんかんぷん。。
まぁ普通そうだよなぁ。医療用語で頭の中沸騰するもんなぁ(笑)


主治医に「ありがとうございました」とお礼を言うと、「もう少し覚醒したらオペ室から出てきます。ICUには行かず前の病室に戻れますよ」と言われた。

12時30分頃、オペ室の大きなドアが開きベッドに乗せられた相方が出てくる。3時間でオペ終了。

すでに目が覚めてたので、「旦那の顔忘れた?」と声を掛けると「忘れたいけど忘れられん」だって。。
忘れたいんかいっ!(笑)

病室に戻り看護師さんがベッド周りを整えてから「どうぞ」と声を掛けられる。
少し話せるが麻酔の影響があるので少しお休みと言い病室を出る。


病院の食堂でみんなと昼食を済ませ、お礼を言って別れる。

病室に戻ると、相方は目が覚めていてオペのことを聞きたがった。

我が家は基本的にオープンなので、主治医から聞いたことを全て話した。
相方は看護師なので、病室に戻っていることでおおよそ気付いていたみたい。
腫瘍は切除できなかったことを。。

薄々分かっていたが何かしらの癌(悪性腫瘍)は確定したのでやはりショックだよね。。

低分化腺癌。。。比較的悪性度が高い。
悪性リンパ腫。。。症状の急激な変化から比較的悪性度が高いと思う。

とにかく、一刻も早く生検の結果が出ることを願う。そして治療のスタートラインに立ちたい!


14時30分、飲水ok。買ってきた冷たいお茶をグビグビ飲む。

麻酔が切れてきて、お腹の傷口が痛みだす。我慢しないでいいと、痛み止めの点滴をする。

私は笑顔で闘病していこう!と心に誓った(^^)
笑う門には福来る♪笑顔でガンを吹き飛ばせ♪

相方が夜まで一緒に居って。。。と一年に一回あるかないかのことを言い出した。

子ども達を母に任せることにした。


よし笑おう!と色々話してるとお腹の傷口が痛い相方は悶絶(笑)

相方の同級生からきたLINEの履歴見ては悶絶(笑)

笑いたいけど痛い~と、笑える状態で少し安心(^^)


18時病棟フリーへ。お粥さんとおかず四割くらい食べれた。
まだ痛みから起き上がるのがキツイみたいでオシッコの管は明日の朝までかな?

20時まで一緒に過ごし帰宅する。

子ども達は、お婆ちゃんとご飯を食べ、お風呂に入っていた。

明日はママのところに行けるからねと約束しておやすみをした。

今夜は相方眠れるかな?